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—最初にオファーが来たときの感想 小雪「スケールが大きい作品なので、その中で自分の声がどういう形で作品と融合するのか興味がありました。それに、人のお芝居を生かすには、どうすればいいのかということが、勉強になりました」 山田孝之さん「日本にはないスケールの大きい作品に、声の出演という形で参加させてもらえるのはとても嬉しかったです」
小雪「吐息についても意識しました。映画の撮影風景を見ていない私たちが声をつけるのは、すごく難しいと感じましたし、英語を日本語にすると、どうしてもぴったり来る単語がなかったり。楽しくもあり、勉強にもなりました。私が最初に吹き替えをしたので、すべて英語のセリフの中で私ひとりが日本語で演じたということもあり、難しかったですね」 山田孝之さん「やる前は、分かりやすくしようと思っていましたが、実際に現場に入るとそんな余裕がなくて(苦笑)。監督の要求に近づけるだけで精一杯でした。」
小雪「吹きかえって孤独な作業なんです。恥を掻き捨ててやらないと──みたいなところ、ありますよね?」 山田孝之さん「そうですね。映像も完全に出来上がってないですからね」
小雪「吹きかえって、すごく難しい。映画で演技するときは、映像と身体とで演じますよね。表情や声やいろんな要素を使ってひとつの表現をするのですが、でも『エラゴン』では声だけで演じるので、自分の限界を見た気がしました。声だけで瞬時に表現する難しさを体験しました」 山田孝之さん「僕は、やっぱりだめだなぁ、と。正直言って、下手だなあと思いました」
シネマカフェ 「日本ではなかなかこのようなストーリーの映画はないので、声という形でもオファーが来た時は嬉しかった。しかし、1つの物事を伝えるのでも英語と日本語では言い方やニュアンスが違う。ニュアンスを変えて伝わり易く出来たらと思っていましたが、実際はそんな余裕は全然なく、監督の注文にいかに近づけるかしか出来なかった」 「正直に言いますと、声優下手だなぁと思いました」 「呪文を唱えるときはワクワクしました」 |
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